【基礎知識】元キャバ嬢が教える!お酒の作り方とそのポイントとは?

夜のお仕事

Haruka
Haruka

皆さんいつもお読みいただきありがとうございます🎵🎵Harukaです!

今回の記事もお楽しみください。

元キャバ嬢のわたしHarukaは、現役キャバ嬢時代にテーブルマナーをとても大切にしていました。

公開済みのテーブルマナーの記事で詳しく解説しきれなかった、『キャバクラでのお酒の作り方』について、今回は解説させていただきます。

『お酒を作る手順』『気を付けるポイント』また『話のネタにもなる割りもの知識』など、わたしHarukaの経験をもとに丁寧に解説させていただきます。

これからキャバクラで働いてみたい方、新人キャバ嬢の方に参考にしていただけたら幸いです。

それでは早速いきましょう!!

◇キャバクラでのテーブルマナーについて解説した記事はこちらです↓↓

お酒の作り方と注意事項について

Kazuya
Kazuya

キャバクラでのお酒の作り方って、飲み慣れている人はよく見ていると思うし、基本としてしっかり押さえておきたいポイントだよね!

詳しく知りたいなぁ。教えてHarukaちゃん🎵

Haruka
Haruka

Kazuyaくん!その通り!

キャバクラではテーブルマナーが非常に重要ですが、その1つがお酒の作り方です。丁寧に解説させていただきますね。

ここでは、お酒の作り方を『水割り』『お湯割り』『炭酸割り』などの項目に分けて解説、その後にお酒の作り方について注意事項を解説させていただきます。

まず、お酒を作るまでのおおまかな流れは下記の通りです。

着席 ⇒ お客様の飲みものを伺い、ボーイにオーダー ⇒ コースターをお客様の前に置く ⇒ 割りものやアイス(氷)のセットが整う前に灰皿の用意・おしぼりをたたむ ⇒ お酒を作り始める

※お客様が着席される前に、テーブルセット(割りもの・アイス(氷)など)が用意されるシステムのお店の場合、着席したら会話をしながら『おしぼり』『コースター』『灰皿』を準備し、お酒を作り始めます。

1.お酒の作り方

(1)水割り

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  1. グラスいっぱいに氷を入れ、マドラーでかき混ぜて冷やす
  2. お酒を指2本分注ぎ、マドラーでかき混ぜる
  3. 水を注ぐ(飲み口ギリギリまで注がないこと)

一般的なお酒と水の割合の目安はこちらです。

  • 焼酎〔6:4〕
  • ウイスキー〔1:2~2.5〕

(2)お湯割り

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  1. ホットグラス(耐熱グラス)にお湯(80℃程度)を注ぐ
  2. お酒を指2本分、お湯に置くようにそっと注ぐ
  3. マドラーで軽く混ぜる

お湯割りは、「お湯」⇒「お酒」の順番で注ぎます。

これは、上手く混ざるため、お酒にお湯を注いでアルコールや風味が飛ぶのを避けるためです。

一般的なお酒とお湯の割合の目安はこちらです。

  • 焼酎〔3:2~1:1〕
  • ウイスキー〔1:3〕

(3)炭酸割り

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  1. グラスいっぱいに氷を入れ、マドラーでかき混ぜて冷やす
  2. お酒を指1~2本分注ぎ、マドラーでかき混ぜる
  3. 炭酸水を氷にあたらないようにそっと注ぐ(マドラーに沿わせて注ぐのも良いでしょう。)
  4. 縦に1回、マドラーを抜くように混ぜる

炭酸が抜けてしまうので、勢いよく炭酸水を注いだり、氷にあたるように注いだりすることは避けましょう。

また、炭酸が抜けてしまうので、マドラーでぐるぐるとかき混ぜるのも避けましょう。お客様によっては「混ぜないで!」という方も居ます。

一般的なお酒とお湯の割合の目安はこちらです。

  • 焼酎〔2:3〕
  • ウイスキー〔1:3~4〕

(4)ストレート

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  1. ロックグラスまたは専用のグラスにお酒を指2本分注ぐ
  2. チェイサー(水)を用意する

(5)ロック

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  1. ロックグラスに氷を半分より多めに入れ、マドラーでかき混ぜ冷やす
  2. お酒を指2本分注ぐ
  3. チェイサー(水)を用意する

上記の作り方は『オンザロック』ですが、ウイスキーと同量の水を注いで作る『ハーフロック』もあります。

水割りとの違いは水の量で、水割りは焼酎1:水2~2.5ですが、ハーフロックは1:1です。

2.お酒を作る際の注意事項

  1. お酒の濃さの基本は、指2本分ですが、お客様の好みやお酒の種類によって加減すること
  2. 必ず片手をグラスやボトルに添え、両手で作り提供すること
  3. ハンカチでグラスの水滴をぬぐう際は、飲み口を持ったり拭いたりしないこと
  4. マドラーは左回り(反時計回り)にかき混ぜること
  5. ストレート・ロックの場合、チェイサーを用意すること
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お酒の量は指2本分!

お酒の量(濃さ)は氷の入ったグラスに対して指を横に2本あてた“ツーフィンガー”が基本です。

お客様の好みや、お酒の種類で量を調節します。例えば、焼酎は指2本分が目安ですが、ウイスキーの方がアルコール度数が高いので、気持ち少なめにするなどです。

焼酎

  • 薄め :指1本分
  • ふつう:指2本分
  • 濃いめ:指3本分

ウイスキー

  • 薄め:指0.5本分
  • ふつう:指1本分
  • 濃いめ:指2本分
Haruka
Haruka

“指2本分”を覚えておけば、初対面のお客様のお酒を作る際も怖くありません♪

「酔っちゃったな~」なんてお客様には「お酒の濃さはどうしましょう?ストップって言ってくださいね♪」なんて会話をしながら好みを教えていただくのも良いですね!


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何をするにも、必ず両手で!

例えば、お酒をグラスに注ぐ、マドラーでかき混ぜる、グラスの水滴をぬぐうなどのお酒を作る際だけではなく、キャバクラで働く上で必ず身につけなければならない所作です。

丁寧で、美しい振る舞いをしましょう。


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グラスの水滴をぬぐう際は持つ場所に注意!

グラスは、時間の経過と共に、表面に水滴ができてしまうので、気になったらハンカチでそっとぬぐいましょう。

グラスを持ち上げる際に飲み口を持ったり、ハンカチで飲み口までぬぐってしまわないよう気をつけてください。口をつける部分なので、触れないのがマナーです。


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マドラーでかき混ぜる際は左回り(反時計回り)に!

右回りでも左回りでも、正直味は変わらないのですが、マドラーでかき混ぜる際は『左回り』がキャバクラの不文律です。

なぜなら、時計回りは「時間が進む」=「早く帰ってほしい」という意味になってしまうため、「時間を巻き戻す」=「楽しいからまだ帰らないでほしい」という意味で左回りなのです。


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ストレート・ロックの場合、チェイサーを用意!

チェイサーとは、アルコール度数の高いお酒を飲む際や、ストレート・ロックなどの飲み方をする際に併せて飲む、飲みもののことです。

キャバクラでは基本的にお水のことを指します。氷が必要かどうかは、お客様に伺いましょう。

Haruka
Haruka

チェイサーには、悪酔い防止・2日酔い防止・口内をクリアにして次のお酒の味を楽しむなどの意味があります。

キャバクラでも様々なお酒を楽しみたい!割りものについて

ここではおまけ情報として、キャバクラのセット料金に含まれ、飲み放題で提供されることが多い、焼酎・ウイスキー・ビールなどを楽しむための割りものをご紹介させていただきます。

「焼酎水割りで!」など、お客様自身で割り方を決める方がほとんどですが、お酒の話題になった際に、知識があると話のネタの1つになるので覚えておくのも良いかもしれません。

Kazuya
Kazuya

お店によっては割りものが豊富だって聞いたことがあるけど、定番の水割りだけじゃ楽しみ尽くせなくて勿体ないなぁ。どのお酒にどんな割りものが合うのか、教えてHarukaちゃん🎵

1.焼酎

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  1. 水割り
  2. お湯割り
  3. お茶割り〔ウーロン茶・緑茶が定番!ほうじ茶・麦茶・紅茶で割る人も!〕
  4. 炭酸割り〔炭酸水割りを『焼酎ハイボール』と呼ぶ。他にもコーラ・ジンジャーエールなど〕
  5. ジュース割り〔甘口ジュースだけでなく、野菜ジュースも合う〕
  6. コーヒー〔無糖がおすすめ〕

2.ウイスキー

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  1. 水割り
  2. お湯割り
  3. 炭酸割り〔炭酸水割りを『ハイボール』と呼ぶ。レモンソーダやコーラ・ジンジャーエールなども!〕
  4. ジュース割り〔オレンジジュース・りんごジュース・トマトジュース・カルピスなど。カルピスとウイスキーを1:1で、そこに水を3の割合で注ぐのも◎〕

3.ビール

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  1. レッドアイ=トマトジュース〔1:1がおすすめ◎〕
  2. シャンディガフ=ジンジャーエール〔1:1がおすすめ◎〕
  3. コークビア=コーラ〔1:1がおすすめ◎〕
  4. ビターオレンジ=オレンジジュース〔1:1がおすすめ◎〕
  5. カシスビール(ビールとカシスリキュール4:1)
  6. カルピス割り(ビールとカルピス原液6:1)

まとめ

今回は、『お酒の作り方』『お酒を作る際の注意事項』『割りもの』について詳しく解説させていただきましたが、いかがでしたか?

できるキャバ嬢はお客様と会話をしながら、お酒を作ったり片付けをしたり、自然にテーブルの管理をしています!

素早く丁寧にお酒を作る手順を覚えて、お客様に快適に過ごしていただけるよう頑張りましょう♪

Haruka
Haruka

お読みいただきありがとうございます。

次回の更新もお楽しみに🎵

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