
皆さんいつもお読みいただきありがとうございます🎵🎵Harukaです!
今回の記事もお楽しみください。
今回は、わたしHarukaが現役キャバ嬢時代に大切にしていたキャバクラでのテーブルマナーについて、丁寧に解説していきます。
容姿が重要視されがちなイメージの業種ですが、接客の基本(テーブルマナー)が出来ているキャバ嬢が、どこのお席でも、どこのお店でも活躍できでしょう。
これからキャバクラで働いてみたい方や、現役キャバ嬢の方、またキャバクラを利用される方にも、今回の記事をお読みいただき、キャバクラについて理解を深めるきっかけにしていただけたら幸いです。
それでは早速いきましょう!!
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キャバクラでの『テーブルマナー』について

キャバクラでのテーブルマナーは、キャバ嬢として働くうえで、非常に重要な部分です。
わたしの現役キャバ嬢時代、「お酒を飲んで、適当に相槌を打っていれば良いだけの簡単な仕事でしょ!」と言われたこともあるくらい、一見、簡単で単純に見られがちなキャバクラでのお仕事ですが、実はとても奥が深いんです。
夜の世界のことを『究極の接客業』と呼ぶ人が居るくらい、お酒をいただいて、お話をするだけではなく、おしぼりや灰皿、お酒を絶妙なタイミングで用意するなど、とても細かな気配りの必要なお仕事です。

ここでは、キャバクラでの『テーブルマナー』とは何を指すのか、解説していきます。
1.キャバクラでのテーブルマナーとは?
例えるならば、高級レストランで食事をいただく際のテーブルマナーと違い、キャバクラでのテーブルマナーとは、お客様に快適に過ごしていただくためのテーブルまわりの気遣いのことを指します。
グラスの水滴を拭う、灰皿の交換、テーブルの整頓をすることなどもマナーのうちです。
2.人気キャバ嬢ほどテーブルが整っている?!
お仕事のできるキャバ嬢は、テーブルの上が綺麗に整っています。
テーブルの上が綺麗=気配り、目配りが出来ているということです。
つまり、お客様に心地よく過ごしていただけるので、「仕事ができるキャバ嬢だな」「一生懸命だな」と好印象を与えることができ、指名にも繋がります。
その反面、基本的なテーブルマナーができていないと、お客様に不快な思いをさせてしまうこともあるかもしれません。
関連記事プライベートで無意識にやってしまう?!キャバあるある!でもテーブルマナーについて触れています。
キャバクラでの『テーブルマナー』あれこれ

テーブルマナーというと、ナイフやフォークの使い方、食べ方などをイメージする方が多いと思います。
しかし、キャバクラでのテーブルマナーは、お客様に快適に過ごしていただくためのもので、厳密に「これはこうすべきだ」とすべて決まっているわけではありません。
接客するお客様やシーンに合わせて、臨機応変に対応するのもキャバクラでのテーブルマナーのうちなのですが、今回は基本的な3つの項目について、詳しく解説させていただきます。

お店により多少の違いはありますが、今回ご紹介するやり方も知識の1つとして、参考にしていただければ幸いです。
1.おしぼり

おしぼりは状況によりお客様にお渡ししたり、キャバ嬢がテーブルを拭いたりする際に使用します。
おしぼりはテーブルの上にいくつも置いてあると見栄えが悪いですし、汚れたおしぼりやお手洗いの後に使用したおしぼりも、すぐにボーイに回収してもらいましょう。
まだ使用するものと回収してほしいものを区別するために、おしぼりにはそれぞれ畳み方があります。
【使用しないおしぼり】
三角折りにしてテーブルの端に寄せる。(おしぼりのおしり側を通路側に向けましょう。)
【使用するおしぼり】
四角または長方形に折り、お客様のグラスの横またはキャバ嬢のすぐ目の前に置く。邪魔にならない位置に置きましょう。
また、一口におしぼりといっても、いくつか種類があります。おしぼりの種類と、主な使い分けは下記の通りです。
(1)おしぼり(あつしぼ)
キャバクラでおしぼりというと、温かいおしぼりのことを指します。ほかのおしぼりと区別するために『あつしぼ』と呼ぶお店もあるようです。
【主な使用用途】
- お客様が来店されたとき
- お客様がお手洗いや、電話などでお席を離れたとき
- キャバ嬢がテーブル(煙草の灰やグラスから落ちた水滴など)を拭くとき

お客様によっては、来店時やお手洗いの後のおしぼりが冷たい方が好みの方もいらっしゃるので、覚えておくと喜ばれますよ🎵
(2)つめしぼ
つめしぼとは、冷たいおしぼりのことを指します。
【主な使用用途】
- 飲み過ぎてしまった際に、首元や額を冷やしたいとき
- 夏など暑い季節に、お客様が汗を拭きたいとき

わたしHarukaが在籍していたお店では、『凍ったおしぼり』も準備してあり、『つめしぼ』よりもキンキンに冷たくて、夏や酔ってしまったときにぴったりでした!(笑)
(3)かわしぼ
かわしぼとは、乾いたおしぼりのことを指します。
【主な使用用途】
- 飲み物などをこぼして、テーブルやソファなどを拭くとき
2.煙草・灰皿

灰皿は基本的に、テーブルのセットとして用意されていますので、喫煙者のお客様の場合、お客様の目の前に灰皿を置きましょう。
お席につく際に、お客様が煙草や電子煙草を持っていたら、サッと灰皿を置くとスマートです。
喫煙に関するポイント3つを下記から解説させていただきます。
(1)お客様の喫煙の際にライターで火をつける
お客様が煙草を手に取る仕草を見せたら、ライターを構え、煙草に火をつけましょう。
利き手と反対の手をライターを持つ手に添え、お客様が熱くないよう気遣いが必要です。
ライターは基本的に、お店のロゴが入ったものを支給されますので、接客の際はハンカチと一緒に膝の上に必ず用意しておきましょう。

中にはお客様自身で火をつけたいという方も居ます。その際、無理に「仕事なので!」と火をつけようとするのはあまり印象が良くないので気をつけましょう!
(2)灰皿は2本で交換する
基本的に、灰皿は煙草が2本溜まったタイミングで交換します。
お店によっては、1本で交換と決まっているところもあるようです。
【灰皿の交換方法】

- 綺麗な灰皿を片手で2つ重ねて持つ
- 吸い殻が溜まっている灰皿に2つまとめて重ねる(図1)
- 上の未使用の灰皿1つをお客様の前に置く
- 下の2つの灰皿は回収して貰うためにテーブルの端の寄せる

未使用の灰皿で使用済みの灰皿の灰が舞わないように、ふたをするイメージです!
(3)接客中は煙草を吸わない
接客中は基本的にキャバ嬢は喫煙禁止です。
お店のよっては、フリーのお席では喫煙禁止、指名のお席での喫煙は許可されているお店もありますが、例え指名のお席だとしても、マナーとして必ずお客様に一言断りましょう。
関連記事キャバ嬢やボーイのNG行動!キャバクラ業界の御法度5選!にてキャバ嬢のNG行動について解説しています。
3.お酒の作り方

ハウスボトルは、お店によりますが、焼酎・ウイスキー・ブランデーなど3種類ほど用意されていることが多いです。
まず、お客様にどのお酒をどんな割り方で飲むのか確認をしましょう。
「濃いめで」「薄めで」と指定がある場合を除き、基本の作り方は以下の通りです。
※水割り・ストレート・ロック・炭酸割りなど、お酒の飲み方はさまざまですが、水割りが基本の飲み方になるため、今回は『水割り』の作り方を解説していきます。
【基本の作り方】
- グラスいっぱいに氷を入れ、マドラーでしっかり混ぜてグラスを冷やす
- お酒をグラスに対し指を横にあてた2本分注ぐ
- 水を注ぐ
- マドラーで混ぜる
- ハンカチでグラスの水滴を拭く

今回は基本の水割りの作り方を例に解説しましたが、ほかのお酒の作り方については、基礎知識元キャバ嬢が教える!お酒の作り方とそのポイントとは?にて詳しく解説しています♪
まとめ

今回は、キャバクラでのテーブルマナーについて詳しく解説させていただきました。
お客様に楽しんでいただきたい、快適に過ごしていただきたいという気持ちが何よりも大切です。
お客様相手のお仕事なので100%正解はあり得ませんが、解説させていただいたポイントを意識しながらお仕事するだけで、自分自身のモチベーションもアップしますし、お客様からも「頑張ってるな」と好印象を持たれること間違いなしです。
新人キャバ嬢さんも、これからキャバクラで働いてみたいという方も、テーブルマナーについて知っておいて損はないと思います。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。

お読みいただきありがとうございます。
次回の更新もお楽しみに🎵
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