この記事は、キャバ嬢でe-Tax(イータックス)で白色申告する方に向けて解説しています。

皆さんいつもお読みいただきありがとうございます🎵🎵Harukaです!
今回の記事もお楽しみください。
令和4年分の確定申告期間は、令和5年2月16日(木)から同年3月15日(水)までです。
2022年2月16日に当ブログにて公開済みの関連記事元キャバ嬢が解説!キャバ嬢の確定申告(白色)の方法とは?よりも的を絞り、今回はe-Taxの使い方とe-Taxを使ったキャバ嬢の白色申告の流れを解説していきます。
それでは早速いきましょう!!
キャバ嬢のe-Taxでの白色申告を始める前に


e-Taxでの申告を始める前に、確定申告に必要なものや準備ってあるよね?
教えてHarukaちゃん🎵
1.e-Taxでの確定申告に必要なもの
- 「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」
- 経費として計上するものの「領収書」
- e-Taxの「利用者識別番号」が分かるもの(過去に申告したことがあれば、ハガキが届く)またはマイナンバーカード
お店によってはお願いしないと支払調書が発行されない場合もあるので、手元にない場合はお店の責任者にお願いしましょう。
また、キャバ嬢のお仕事をするうえで必要なものへの支払いは、必要経費です。領収書はすべて保管しておき、経費の合計額を計算するときに必要かどうか選ぶことをおすすめします。
令和5年2月16日(木)からの確定申告の対象期間は、令和4年1月1日~12月31日までの1年間ですので、この期間の領収書を集めましょう。
e-Taxの利用に必要なものが不明な場合、こちらのページからご確認ください。

対象の1年間(1月1日~12月31日)の翌年2月半ばから、確定申告の受付が始まるという感じです!
2.e-Taxでの確定申告の準備
- 領収書を科目ごとに分け、合計金額を計算する
- 控除したいもの(社会保険料、医療費など)の金額を計算する
- e-Taxを利用するために必要な「利用者識別番号」を取得するか、マイナンバーカードなどを利用したログインができるように準備・確認する
下記の記事の「キャバ嬢の経費の科目と分け方」を参考に、
- 美容費
- 衣装費
- 燃料費
などの科目ごとに計算し、合計額をノートにまとめておきましょう。
税法上では、医療費控除の対象となる医療費の合計金額は、10万円または総所得金額の5%のいずれか低い金額を最低限度額と定められており、それを超えた金額が医療費控除として扱われます。
ただし、総所得金額等が200万円未満であれば、1年間に支払った医療費が10万円未満であっても、医療費控除の適用を受けることが可能です。
freeeより引用
医療費の控除については、こちらのサイトがとても分かりやすいです。
詳細は国税庁のホームページをご覧ください。
キャバ嬢のe-Taxを使用した白色申告の流れ

e-Taxでの白色申告は、e-Taxから
- 収支内訳書(一般用)
- 確定申告書
2つの書類を作成し、税務署に提出します。

収支内訳書・確定申告書を作成する流れを順に解説していきますね。
1.収支内訳書を作成するまでの流れ
- 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)を開く。
- 「個人の方」
- 個人でご利用の方の「確定申告を行う」
- 「確定申告書等の作成はこちら」
- 「作成開始」
- 税務署への提出方法を下記のいずれかから選択する。
- 「マイナンバーカード方式(2次元バーコード)」
- 「マイナンバーカード方式(ICカードリーダライタ)」
- 「ID・パスワード方式」
- 「印刷して提出」
- e-Taxへの登録情報を確認し「申告書等の作成する」
- 「令和4年分の申告書等の作成▽」
- 中央の「決算書・収支内訳書(+所得税)」
- 決算書・収支内訳書の作成ページで次へ進む。
- 決算書・収支内訳書の提出方法の選択で「e-Taxで提出する」「印刷して郵便等で提出する」のe-Taxを選択。
- 作成する決算書・収支内訳書の選択で「白色申告書に添付する収支内訳書を作成する」
- 「収支内訳書(一般用)「営業等取得がある方はこちら」の下の「入力する」
- 「収支内訳書(一般用)の入力」が表示される。
2.収支内訳書(一般用)の作成
国税庁ホームページより引用

上記の画像は紙媒体の収支内訳書(一般用)ですが、こちらをもとに科目の入力を解説していきます。
1.「売上(収入)金額」をクリックすると「売上(収入)金額の明細の入力」の画面になる。
2.支払調書を見ながら、
- 「売上先名:法人(会社)または個人の名称」
- 「所在地:住所」
- 「売上(収入)金額:支払金額」
の3つの欄の入力をしていく。就業先が数か所ある場合はすべて入力。
3.次へをクリックすると収支内訳書の画面に戻り、売上(収入)金額の金額欄に金額が反映される。

わたしは、キャバ嬢以外に個人(委託)でのお仕事もまとめて確定申告したので、自宅を事務所として6~7割ほどを「地代家賃」「水道光熱費」の科目で経費計上しましたよ。
4.下記の「その他の経費」などの金額を順に、科目の右の空欄に入力していく。(金額は半角で)
- 「旅費交通費」
- 「通信費」
- 「広告宣伝費」
- 「接待交際費」
- 「損害保険料」
- 「消耗品費」
- 「雑費」
5.下記の記事の「キャバ嬢の経費の科目と分け方」を参考に、
- 「美容費」
- 「衣装費」
- 「燃料費」
などの科目を空欄に入力し、科目を追加する。右の欄には各科目の合計金額を入力。
6.次へ進むと収支内訳書の種類選択の画面で「収入金額」「経費合計」などが一覧で表示されるので確認し、次へ。
7.所得金額の確認の画面が表示され、所得区分、営業の欄に所得金額が反映されていることを確認し、次へ。
8.住所情報、氏名などが出てくるので、確認。入力されていない場合、間違いがある場合は入力する。(個人なので、事業所情報は空欄で良い)
9.提出年月日を入力する。(作成している当日の日付)
10.最下部の「業種名または職業」の欄は、「ホステス」でOK。

昼も夜もまとめて申告していましたが、キャバ嬢の収入の方が多かったので、わたしは職業欄「ホステス」でした。
11.申告書等作成終了で次へ進むと、送信方法の選択画面が出てきますが、作成コーナーから送信したいので、そのまま次へ。
12.次の画面でも次へ進むと画面が切り替わるので、「所得税の確定申告書を作成する」をクリックすると「入力した情報を引き継いで、所得税の確定申告書を作成しますか?」と表示されるので「はい」で次へ進む。
3.確定申告書の作成
1.引き継ぎ情報等の確認の画面で金額を確認したら、「作成開始」
2.生年月日の確認、e-Taxにより税務署に提出するが選択されているか確認ができたら、「予定納税額の通知を受けていますか?」の質問に特に通知がなければ「いいえ」をクリックし、次へ進む。
3.「収入金額・所得金額の入力」のページになるので、1番上の「事業取得(営業・農業)」の右隣の「訂正・内容確認」をクリック。
4.営業等の欄に収支内訳書で入力した金額が反映されているので、その下の「帳簿の種類」を選択する。(分からなければ、5でOK)
5.下へ進み、支払調書を見ながら、源泉徴収の金額を入力していく。下記の内容を入力し、次へ。
- 「名称:法人(会社)または個人の名称」
- 「場所又は法人番号:住所」
- 「収入金額:支払金額」
- 「源泉徴収税額」
6.「所得控除の入力」の画面では、「医療費控除」「社会保険料控除」など控除したいものがあれば、「入力する」をクリックして画面の通り進み入力する。

わたしは毎年、社会保険料の控除で「国民健康保険」と「国民年金」を入力しています。
7.控除の入力が終わり次へ進むと、「計算結果確認」の画面で、支払いまたは払い戻し(還付)の金額が表示される。
白色申告を4回行いましたが、還付のパターンしか経験がないので、ここからは還付される場合の解説をさせていただきます。

源泉徴収を行っているお店に在籍していれば、キャバ嬢は収入も多い分、出ていくお金(経費)も多いので、ほとんどの場合、還付されると思います・・・!
8.画面に沿って、還付される際の振込口座を入力する。
9.口座の指定や住所などの確認が終わると、マイナンバーカードの番号を入力する画面になるので入力。マイナンバーカードではなく通知カードの場合も、カードの上に書いてある12桁の番号を入力。
10.利用者識別番号の確認をし、「申告書に添付するデータ」「税理士等に関する入力欄」など2択の質問がありますが、特に入力することがなければ「いいえ」でOK。
11.画面通り進み、データの送信を行えば終了!
①確定申告のデータ送信後にやること
数日から数週間で税務署から収支内訳書・確定申告書の控えが送られてきます。この控えと、経費計上した領収書などの確定申告に関する書類は、捨てずに5年間は保管しておきましょう。
また、還付される場合、申告後に随時、指定の口座に還付金が振り込まれます。「国税還付金振込通知書」というハガキが届くので、その通知で確認ができますよ。

記帳すると「コクゼイカンプキン」と表示されますよ!
(わたしの場合、2022年は2週間ほどで振り込まれました。過去3回も2週間~3週間以内に還付金が振り込まれています。)
まとめ

今回は、以前のキャバ嬢の確定申告について解説した記事より、さらに的を絞った『e-Taxでの申告の流れ』について解説させていただきましたが、いかがでしたか?
数字や漢字ばかりで根気が必要な作業ではありますが、頑張って稼いだ分、胸を張って経費計上しましょう。
1回経験すれば、翌年の確定申告もスムーズにできるはずです!
令和4年分の確定申告期間は、令和5年3月15日(水)までです。この記事を参考に、安心して確定申告をしていただけたら幸いです。

お読みいただきありがとうございます。
次回の更新もお楽しみに🎵
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