
皆さんいつもお読みいただきありがとうございます🎵🎵Harukaです!
今回の記事もお楽しみください。
キャバクラで使われているハンドサインをご存じですか?
簡単に言うと、キャバ嬢がスタッフにスムーズかつスマートに要望を伝えるための手段です。
謎多き夜の世界で使われるキャバ嬢のハンドサインについて、元キャバ嬢のわたしHarukaが詳しく解説していきます。
キャバ嬢を目指している方や現役キャバ嬢のお仕事の知識として、参考にしていただけたら幸いです。
また、キャバクラを利用される方も、キャバ嬢とのトークのネタにもなりますので、楽しんでお読みください。
それでは、早速いきましょう!!
◇キャバクラ業界について他にもこんな記事を公開しています!↓↓


ハンドサインって何?必要性と注意点について


1.そもそもハンドサインって?キャバクラでの必要性とは?
キャストからスタッフに「追加のグラスを持ってきてほしい」「ボトルメニューを持ってきてほしい」など、接客しながら要望を伝えるのがキャバクラでのハンドサインです。
また、わたし独自の見解ですが、キャバクラでのハンドサインの必要性とは、キャバクラとしての品質を保つために必要な手段だからです。
たとえば、
ということではないでしょうか。
店内が忙しい場合にも、スタッフが焦らずに用意することができ、オーダーミスやタイムロスを無くすことにも役立ちます。
もちろん、灰皿・使用済みのおしぼりなどの回収・補充は店内スタッフが見てくれていますが、気づかいのできるキャバ嬢は先回りして準備するものなのです。

ハンドサインは、キャバクラという非日常をサービスするために欠かせない手段です!
2.ハンドサインを使う際の注意点
(1)スタッフに気がついてもらうために大きな声を出さない
キャバクラでは基本的に、静かに手のひらを見せるようにスタッフを呼ぶお店と、手を高く挙げ「お願いします」とスタッフを呼ぶお店があります。
スタッフが気が付いた時点ですぐにハンドサインを出し、お客様に意識を戻しましょう。
店内が混雑しているときや、カラオケのある店内の場合、すぐに気がついてもらえないこともあります。
そのようなときに大きな声でスタッフを呼ぶことは、キャバクラという非日常を提供する場所には不適切ですので、緊急時以外は避けましょう。

すぐに気づいてもらえない場合、一息おいてから再度スタッフを呼びましょう。
また、慣れてきたら混雑時以外は視線と手を軽く挙げるだけでスタッフとコミュニケーションをとれるようになるととてもスマートです。
(2)お客様との会話を中断しない
何か要望をスタッフに伝える場合、お客様との会話をしながらスマートに伝えることが基本です。
何かを注文する度にお客様との会話を中断していると、盛り下がってしまう恐れがあります。
特に注文する頻度の多い、グラスや灰皿、おしぼりについてはハンドサインのみで伝えられるように工夫しましょう。
(3)ハンドサインは全店共通ではない
ハンドサインは、お店や地域により違いがある場合もありますので、今回ご紹介するハンドサインはあくまでも一例として参考までにご覧ください。

どんなハンドサインを使うかは、実際に働くお店に確認してくださいね♪
キャバクラでのハンドサインを徹底解説!


実際にキャバクラで使われているハンドサインのやり方とその使用用途を教えて🎵
それでは、キャバクラでの基本的なハンドサインを、写真を使いながら解説していきます。
1.グラス

グラスはおおまかに、ゲスト用(お客様)とキャスト用(キャバ嬢)に分かれています。
イメージ画像の左がゲスト用、右がキャスト用ですが、基本のグラスはゲスト用よりもキャスト用の方が小さめです。
グラスのハンドサインは、水割りやソフトドリンクを飲む際の基本のグラスを持ってきてもらうためのものになります。

基本のグラスは、テーブルにセットされていることが多いです。
割り方を変えたり、お客様が増えたりした場合に注文する感じです♪
(1)ゲストグラス(ゲストタンブラー通称ゲスタン)

親指と人差し指でアルファベットの「L」をつくるようなイメージです。
(2)キャストグラス(レディースグラス通称レディグラ)

ゲストグラスより少し小さいキャスト用グラスは、ゲストグラスを表すハンドサインの人差し指を少し曲げ、小さいグラスを表現します。
2.灰皿
灰皿は2本交換のお店が多いため、テーブルに用意されている灰皿が半分以下に減ったタイミングでスタッフに伝え、灰皿を補充します。

灰皿の形をイメージして、両手で丸をつくります。
3.おしぼり
キャバクラ使われるおしぼりは、
- 温かい「あつしぼ」
- 冷たい「つめしぼ」
- 乾いている「かわしぼ」
の3種類のお店が多いです。
写真アリ三角折りおしぼりの理由!たたみ方も元キャバ嬢が解説!にておしぼりをたたむ理由からたたみ方まで徹底的に解説しています!
(1)あつしぼ

キャバクラでおしぼりというと、この温かい「あつしぼ」を指します。
ぞうきん絞りをするイメージで、グーの形にした手を何回かひねります。
(2)つめしぼ

画像のような手の形で、爪と爪をこするように動かし、冷たいおしぼり「つめしぼ」のハンドサインです。
冷たいの「つめ」と「爪」をかけているんですね!

乾いたおしぼり「かわしぼ」は口頭で伝えてください!
◇灰皿の交換方法、おしぼりの畳み方などについてこちらの記事で解説しています!↓↓


4.アイス(アイスペール)
アイスは、ドリンクを作る際に使用する氷のことを指します。

アイス(氷)はアイスペールという容器に入っているため、ハンドサインはアイスペールの取手の形をイメージして握りこぶしの親指と小指を伸ばし、下に向けたハンドサインをします。

アロハ~♪のポーズのイメージです♪
◇業界用語について解説した記事はこちらです!↓↓
5.メニュー

メニュー本のハンドサインは、手のひらをパタパタと動かします。
お店により、ボトルメニューとフードメニューが分かれている場合もありますので確認が必要です。

わたしが在籍していたお店もフードとボトルが別だったので、ハンドサインの後に「フード!」とか「ボトル!」とか小声で伝えていました(笑)
6.場内指名
場内指名をいただいたら、すぐにボーイにハンドサインで伝えます。
フリーの場合はキャストが順番に接客を担当するため、場内指名が入りその場に留まるときは全体の付け回しが変わるからです。
このハンドサインをするときは、「場内指名いただきました♪」という嬉しい気持ちが伝わるよう笑顔で行うと、見ているお客様も気分が良いでしょう。
場内指名のハンドサインは2パターンあります。
(1)パターン1

下を指さして「ここ!」のイメージで手を軽く上下します。
(2)パターン2

両手のひらを下に向け、パタパタと上下に動かします。

わたしの現役キャバ嬢時代はこのパターンでした!
7.延長

両手の人差し指をつけて離すと延長のハンドサインです。
セット終了の10分前頃になると、ボーイがお客様に延長交渉をします。
そのとき「延長!」と即答の場合はハンドサインは要りませんが、「ちょっと考える」といった場合には、ボーイがお席を立ったあとにハンドサインで伝えます。
8.チェック(会計)

お客様が延長交渉のタイミング以外で「もう帰るよ」と言った場合には、両手の人差し指をクロスして×をつくり、「お会計です。伝票を持ってきてください」とボーイに伝えます。
9.カラオケ
キャバクラではカラオケがあるお店とないお店がありますが、ハンドサインも2パターンあります。
(1)パターン1

カラオケのデンモクの形をイメージして、両手の指で四角をつくります。
(2)パターン2

指先で空中に四角を書くようなイメージで、両手の指を動かします。
10.その他
お店により、独自のハンドサインがある場合があります。
たとえば、お触りなどの『SOS』を出したい場合や、お店の入り口に提示されている『入店お断り』のお客様だった場合などです。
新しいお店に在籍したら、ハンドサインの確認もすると安心かもしれません。
まとめ

今回は、キャバクラでのハンドサインについて解説させていただきましたが、いかがでしたか?
ハンドサインを活用することで、お客様へのサービス向上に繋がります。
スタッフに伝わりやすいハンドサイン、タイミングを意識しながら今夜から実践してみましょう。

お読みいただきありがとうございます。
次回の更新もお楽しみに🎵
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